プロテインの種類と効果の違いについて解説!
美容・ダイエット効果も?

健康意識の高い方を中心に「プロテイン」を食事に取り入れる方が増えて
います。筋トレや美容、ダイエット…などなど、目的は人それぞれですが、
プロテインを摂取することで、多くのメリットを得られるのです。
しかし、プロテインと一言に言っても、その種類や効果はさまざまです。
この記事では、プロテインの種類やそれぞれの特徴、プロテインを摂取す
る目的について詳しく解説します。

そもそも「プロテイン」とは?

粉末状プロテインやプロテインバーなど、さまざまなプロテインがありま
すが、そもそも「プロテイン」とは、何を指す言葉かご存知でしょうか?

実は、プロテイン(Protein)とは、英語で「たんぱく質」を意味する言
葉です。つまり、プロテインとは本来タンパク質全般を指すため、英語で
「プロテインを含む食品」というと、卵やお肉など、タンパク質を含む食
品を意味します。

日本では、そこから転じてお肉や大豆、卵・魚、豆など良質なたんぱく質
を多く含む食品から「たんぱく質」を抽出して濃度を高めた栄養補助食品
が「プロテイン」と呼ばれていることが多いです。

動物性プロテインと植物性プロテインの違い

栄養補助食品としての「プロテイン」は、原料となる食品によって
『動物性プロテイン』と『植物性プロテイン』に分けることができます。
『動物性プロテイン』は動物から得られるプロテインです。原料としては
牛乳やお肉・魚や卵、最近では昆虫などを原料としたものがあります。一
方『植物性プロテイン』は大豆やエンドウ豆、クロレラ(藻類)など植物
から作られるプロテインを指します。

動物性プロテインは、アミノ酸バランスが非常に優れているため、筋肉の
修復や成長に効果的です。一方で、植物性プロテインは消化吸収が緩やか
でコレステロールを下げる作用が高く、アレルギーのリスクが低いものが
多いことが特長です。

さらに、植物性プロテインは抗酸化物質やビタミン・ミネラルが豊富に含
まれており、美容やダイエットにも効果が期待できます。また、植物由来
のプロテインは消化吸収がゆっくりなので、腹持ちが良く、空腹時の間食
にもオススメです!

代表例(イメージ)

プロテインは主に3種類に分けられる


プロテインは動物性と植物性に分けることができ、それぞれ違った特徴が
あるとご説明しましたが、私たちが日頃よく目にする機会の多いプロテイ
ンは原料や製造方法をもとに下記の3種類に分けることができます。
1.ホエイプロテイン
2.カゼインプロテイン
3.大豆プロテイン(ソイプロテイン)
よく使われている3つのプロテインについて、くわしく紹介します。それぞ
れの特徴について、詳しくみていきましょう!

ホエイプロテイン

ホエイプロテインは、牛乳からチーズを作る過程で得られる乳清(ホエイ)
を原料とした動物性プロテインです。乳清タンパク質とも呼ばれています。

ホエイプロテインの特徴は、体内への吸収が非常に速いことです。一般的
に、摂取後1〜2時間で吸収・分解されると言われており、30分から1時間
以内に血液中のアミノ酸濃度がピークに達します。

そのため、ホエイプロテインは、運動後の筋肉回復用に最適です。運動直
後に摂取することで、筋肉の修復と成長を迅速にサポートし、筋トレ効果
を高めてくれるでしょう。

デメリットは、ホエイプロテインには乳糖が含まれていることがあるため、
乳糖不耐症の方は注意が必要です。ホエイプロテインでお腹がゆるくなる
可能性があります。

カゼインプロテイン

カゼインプロテインも牛乳から作られる動物性プロテインですが、ホエイ
プロテインとは異なる特徴を持っています。カゼインプロテインの主成分
はリンタンパク質で、ホエイプロテインよりも消化吸収が遅く、ゆっくり
時間をかけて吸収・分解されます。

ゆっくりと吸収・分解されることにより、体内で長時間にわたってアミノ
酸を供給し続けることが可能です。一般的には、摂取後7時間以上にわたっ
てアミノ酸を供給できると言われており、筋肉の分解を防ぐことができま
す。

就寝前に摂取すると、睡眠中に筋肉が分解されるのを防ぎ、筋トレ効果を
高めてくれます。また、ダイエット中の間食として摂取すれば、満腹感が
持続するため、食事制限にも効果的です。

ただし、カゼインプロテインの成分は、牛乳アレルギーの方にはオススメ
できません。また、乳糖不耐症の方も注意が必要です。

大豆プロテイン(ソイプロテイン)

大豆プロテインは、大豆に含まれるタンパク質成分を凝縮した植物性プロ
テインです。「畑のお肉」とも呼ばれる大豆には、タンパク質が豊富に含
まれています。さらに、体内では生成できない必須アミノ酸もバランスよ
く9種含有されているため、プロテインとして最高の原料といえるのです!

また、大豆プロテインは、イソフラボン成分も含まれているため、女性に
もオススメ!ホルモンバランスを整え、美容や健康に良い影響を与えてく
れます。

乳成分が含まれないため、牛乳アレルギーの方や乳糖不耐症の方も安心し
て摂取できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

プロテインの効果と接種する目的

プロテインを摂取すると、どのような効果が得られるのでしょうか?
プロテインを摂取する3つの目的をご紹介します。

筋肉をつける

プロテインは筋肉の成長と修復をサポートしてくれることで知られていま
す。筋トレで筋肉をつけたい方やボディシェイプしたい方は、運動前後に
プロテインを摂取することで、筋肉の回復を促進し、筋力向上が期待でき
ます。

ゆるやかに消化されるプロテインなら、空腹時でも血中のアミノ酸濃度が
低下しにくく、筋肉の修復を助けてくれるでしょう。

睡眠の質を高める

プロテインには、睡眠の質を向上させる効果もあります。睡眠時には成長
ホルモンが分泌されるため、就寝前にプロテインを摂取しておくことで、
筋肉の修復を助けてくれるのです。

また、空腹を感じにくく、深い睡眠が得られやすくなるのも大きなメリッ
トといえるでしょう。

ダイエット効果

プロテインは満腹感を持続させるため、過剰な食欲を抑える効果も期待で
きます。消化吸収速度が遅いソイプロテインやカゼインプロテインだと、
特に効果を実感しやすいでしょう。また、プロテインを摂取し、運動する
ことで筋肉量が増えれば、基礎代謝が上がり、痩せやすい体を目指すこと
ができます。

美味しくプロテインを摂取して健康意識を高めよう!

自分に合ったプロテインを生活に取り入れれば、健康的で美しい身体づく
りをしやすくなります。

運動前後や就寝前、朝食前にプロテインを摂取して、健康意識を高めてみ
ませんか?
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